ダンサーオーディションのリアル

アーティストのライブやミュージックビデオに出演するダンサー、ディズニーランドのパレードでキャラクターと踊るダンサー、複数人のダンスグループなど、「ダンサー」と言っても、その仕事の内容は様々です。そのため、業務上でダンサーが必要な時は、仕事内容に合致したダンサーを選ぶ「オーディション」が行われます。

ダンサーオーディションは、基本的に書類審査の後に実技審査という順序で行われます。

書類審査では、ダンサーの外見やダンスの経歴、得意なジャンルなどのプロフィールを確認します。これによって、オーディションの担当者は募集しているダンサーのイメージに合っているかを判断します。規模の大きなオーディションでは、書類審査ですら簡単には突破できないと言われています。書類審査では、実績だけではなく、熱意や志望動機、アピールポイントなども重視されます。オーディションを通過したい方は、書類審査の時点から入念な準備をしておきましょう。

書類審査を通過しても安心できません。むしろ、合皮を決める比重が大きいのは実技審査のほうです。実技審査は1回で終わることもあれば、複数回行われることもあります。ダンススキルのほか、書類審査と同様、ダンサーのキャラクターや雰囲気が募集ダンサーのイメージに合っているかも評価のポイントになります。また、表現力や存在感も、ダンサーとして活躍するためには大切です

ダンサーオーディションに合格してもそこがゴールではありません。むしろ、合格してからが練習に本番にと忙しく、体力的にも精神的にも大変でしょう。

たとえば、2017年に芸能界引退を発表した安室奈美恵さんは、ライブのたびにオーディションを自身で開催し、バックダンサーを決めていたのですが、この時、複数のツアーを一緒に駆け抜けられる体力・精神力があるかどうかを評価ポイントの1つとしていたそうです。ツアー中も、バックダンサー達のパフォーマンスに常に目を向けていたとも言われています。

体力的に、または精神的に厳しいからという理由で、ダンサーとしての仕事を完遂しないうちに降りることになってしまったら信頼を失ってしまいます。その後のオーディションにも影響が出る可能性も考えられます。オーディションを受ける時は、何がなんでもその仕事をこなすくらいの意気込みを持って受けましょう。

ダンサーとして活躍したいと考えている方は、プロダクションに所属することで、受けられるオーディションの幅を広げることができます。オーディションは一般公募のものもありますが、プロダクションに所属していれば、オーディションによらないキャスティングによって仕事を貰える可能性もあります。HIPJIVEは、ダンサーキャスティングを行っているプロダクションの1つです。こちらのプロダクションの代表者は、長くダンサーとして活躍してきた方で、ダンサーとしてだけではなく、振付師やインストラクターといった方面でも、豊富な経験を持っています。的確なキャスティングと迅速な対応により、様々な制作会社・関係者から信頼を集めているプロダクションです。